3月の第3週にラパポートのプライスリストの上方修正が発表されました。
ラパポートは、世界中のダイヤモンドブローカーが取引の指標にしている取引上の重要なリストです。
このリストのプライスをもとに、全世界のバイヤーがダイヤモンドの価格を算出します。
今回の改訂では、0.3~0.5カラットクラスと1ctアップの大粒ダイヤモンドの価格が上方修正されました。
今後1~3ヶ月は、この価格を元に国内でも活発な取引が予想されます。
ただし、ここ2~3年は、毎年5月をピークに、相場が下がりはじめ、夏から年末にかけて、あまりよくない相場が形成されることが繰り返されている為、十分に注意が必要です。
そのリスクを考えると、短期的な売り時としては、ゴールデンウィーク前までをお勧めいたします。
7~8月は、欧米のブローカーが、ほとんどお休みモードになるため、価格は下落する傾向ですので、その時期は避けるほうが良いかと思います。
大切なダイヤモンド、宝飾品を少しでも高くご売却するために、時期的な視点も取り入れてご検討されてみてはいかがでしょうか。