ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2014年1月19日

アレキサンドライト・キャッツアイ

基本的に宝石の価値は、その美しさと希少性で決まります。

宝石の王様と呼ばれる「アレキサンドライト」ですが、その中でも、キャッツアイ効果が見られる石があり「アレキサンドライト・キャッツアイ」と呼ばれています。

鮮明な変色性、インクルージョンの少なさ、キャッツアイの線の出方など全ての要素を満たすようなアレキサンドライト・キャッツアイは、希少性が高く、高値で取引されています。

たとえば、昨年10月に開催されたサザビーズオークションに出品された「アレキサンドライト・キャッツアイ4.08ct K18 リング」の落札価格は約700万円です。

Hk04781819_002webSotheby's オークション 07 OCTOBER 2013より

画像を見ると、まず、色の変化が鮮明で、透明度が極めて高く、キャッツアイがしっかりと出ているのが分かります。サイズも4ctアップで、程よいサイズ感であることも印象が良いです。

このクラスになると、流通量が極めて少ないため、サザビーズやクリスティーズのような世界的なコレクター向けオークションでないと、なかなか見ることができません。

当店にも、上記のアレキサンドライト・キャッツアイには及びませんが、日本が世界に誇る宝飾メーカー「ミキモト」のアレキサンドライト・キャッツアイ・リングが入荷しました。

ミキモト アレキサンドライト・キャッツアイ4.07ct ダイヤモンド計0.58ct プラチナ リング

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品質とサイズを兼ね備えた希少な逸品です。

今後も、良いモノをご紹介し、次の世代へ受け継いでいけるように尽力してまいります。

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