ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

経営の勉強

2020年1月 5日

謹賀新年 2020

皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。

本年も引き続き初心を忘れずさらなるサービス向上に努めていきたいと思います。
尚一層のお引き立てとご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

今年もお店のお正月飾りはぎゃらりぃ島津さんに素敵ないけばなを創っていただきました。

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天井に届きそうな梅の花が「今年は飛躍の一年にしようよ」と語りかけてきているような縁起の良い作品です。

日本をはじめ世界的にもあまり良いニュースが少なく、なかなか前向きな気持ちを持つことがかんたんではない状況が続いていますが、そんな時こそ少し気持ちをプラスに傾けて、「中庸の心」を大切に日々を歩んでいきたいと思っています。

本年も一年よろしくお願い致します。

2016年9月30日

Gem-A ディプロマコース スタート

9月末にGem-A ディプロマコースがスタートいたしました。来年6月の試験合格に向けて、コツコツと勉強を続けていきたいと思います。

最初の課題は「フルオライトとルチルの結晶模型を組み立ててみましょう。」とのこと。

事前に配布された218本のストローと、19個のCa原子、32個のF原子、32個のTi原子、42個のO原子パーツを、テキストの解説にしたがって、組み立てていきました。

途中、息子の容赦ない破壊攻撃がありましたが、何とか守り抜き、約1時間かけて無事に完成しました。

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ちなみに、向かって左側がフロオライトの結晶構造模型(八面体、等軸晶系)、右側がルチルの結晶構造模型(正方晶系)です。

なかなかとっつきにくい「原子と結合」や、「結晶構造」について、まずは楽しく模型を組み立てながら、体感してみましょう!というコンセプトは分かるのですが、やはり難しい…。

前回のファンデーション(基礎)コースでも、かなり苦戦した結晶構造の課題に、ディプロマコースの洗礼を受けた感じですが、まだまだ始まったばかりなので、粘り強く続けていきたいと思います。

最後は伝説のバスケ選手が残した言葉を。

ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。by マイケル・ジョーダン

2016年7月31日

37回目の誕生日を迎えて思うこと

7月31日で37回目の誕生日を迎えました。

気が付けば、アラウンドフォーティーです。

小さいとき、アラフォーといえば、かなりの大人、それなりのおっさんに見えましたが、今の小さい子、若い人から見れば、自分もそれなりの大人、なかなかのおっさんに見えているのかなぁ。

実際、分かりませんが、本人だけ若いつもりで勘違いし、周りを困らせるようなイタイおっさんにだけはならないように気をつけたいと思います!

さて、そんなこんなで、37歳の誕生日を迎えたわけですが、28歳で起業して、9年となり、今思うことを少し書いてみたいと思います。

思い返せば、起業を意識したきっかけは、2003年に刊行された「ユダヤ人大富豪の教え」という本を読んだことだったと思います。

「自分の好きなことをやり、ビジネスを持ち、経済的自由人となり、幸せな小金持ちを目指しましょう。」という内容です。

色々と深く考えることが多いのですが、実際は、単純思考の私は、ふむふむ、これはいいぞ、この方向で行こう!と、まともに影響を受けて、それ以降、このような考え方をベースに、人生の選択をしてきたように思います。

その流れで実際に、自分のビジネスをスタートしたわけですが、いざやってみると思った通りにいかないことの連続で、はじめの半年間は午前中はフリーター、午後は社長として2足のわらじを履きながらの生活でした。

そんな状況が続く中で、経済的にも、精神的にもピンチを迎え、ようやく腹をくくって、本格的に宝石の商いをはじめてから、少しづつ状況がよくなっていきました。

そして、それ以来、おかげさまで多くのお客様に恵まれ、会社は順調に成長を続け、ここ2~3年は安定的な業績を維持することができています。

一方で、継続的な課題としましては、「人の育成」があります。

これまで8名のスタッフと縁があり、一緒に働いてくれましたが、その中で今は、3名のスタッフが在籍してくれています。

離職した5名のスタッフは、仕事の相性、人の相性、価値観の違いなど様々な離職の理由がありましたが、いつも思うのは、「もっとこのようにしてあげれば、あの人の力を十分に発揮できたかな。より自分らしく働くことができたかな。」と反省の繰り返しです。

色々な経験を経て、思うことは、大切なのは、自分と相手は似ているところはあっても、やはり違う人間で、自分にとっては良いと思えることでも、相手にとっては、そうでない場合もあるし、考え方も違いや、価値観の違いもあるので、それをどのように折り合いをつけて、1つのチームとして一緒にやっていくのかということなのかなと思います。

理想は、チームとして根本的な価値観は共有しながら、その上にそれぞれの個性を生かしたステージを作って、それぞれが自分らしく、楽しく働くことができたら最高だと思います。

また、もう1つ思うことは、人は自分の人生という旅を続けていて、会社という場所はその旅路の1つなのかなと思っています。

居心地よくて、自宅のような感覚で長いこと滞在してくれる人もいれば、居心地はよいけど、より自分らしい旅を目指して、外に出てチャレンジする人もいるでしょうし、結婚や出産、介護などを機に、旅の日程を調整したい人もいると思います。また、中には、一旦、違う旅路を選んだけど、やっぱり戻りたいという人もいるかもしれません。

そう考えると、「かかわる人をフィールソーグッド!にする」という理念を掲げている当社としては、それぞれの旅路がより充実したよいものになるように、サポート、支援をすることを心掛けていくべきだと思っています。

そのためには、それぞれの選択を尊重できるように、柔軟に対応できる適応力が必要だと感じています。

これからの1年は、そのあたりを意識して、よりよい会社を目指して、努力を積み重ねていきたいと思っています。

今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

2016年2月10日

商品とサービスの品質

昨年の春に長男が誕生して以降、妻の愛情の99%を息子に持っていかれている私ですが、バレンタインデーということで、特別に少し愛情を振り分けていただけるとのことで、お気に入りの洋菓子屋さん「imprestion」の本店を訪ねてきました。

地下鉄「茶山駅」から徒歩20分、福岡市早良区飯倉という土地に本店があります。

フードフィロソフィー宣言

すべての人たちが心や身体に自然を感じ、
そして現状出来る限りのオーガニック素材や自然由来素材を中心とした生産者と共に
食文化の創造と継承を目指します。

いいですね、原材料の産地開示、安心・安全を優先する姿勢、食文化の創造と継承等、これからの時代に求められる理念や取り組みだと感じます。

そして、実際に商品のクオリティも高く、オーガニック等にこだわりすぎて、味の遊びやバラエティがなくなってしまうこともなく、理念の追求と、実際のお客様の好みとのバランスがよく保たれていると感じます。

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ただし、少し残念だったのは、お店スタッフの商品知識や、サービスの品質については、もう少しよくなる余地があるのかなと感じました。

おそらく、商品が良いので、スタッフのレベルが高くなくても、売れるので、接客の教育に重きをおいていないのかもしれません。

また、販売店を福岡だけでなく、東京にも展開されているので、スタッフの教育が追いついていないのかもしれません。

商品を広く世に知ってもらうために、販売網を拡大することは必要なことですが、それと同時に、その良さを伝える人のレベルを比例してアップさせていくことは簡単なことではないように思いました。

それは他社事ではなく、私たちも十分に考える必要がある課題で、専門的な知識が求められる宝石という商品を扱っている以上、むやみに規模を拡大するのではなく、より責任をもって販売ができるように、スタッフの商品知識や、サービス品質の向上が必要不可欠だと感じています。

ただし、規模が小さすぎて、提供するサービスと商品の量が少なすぎても、それそれで問題なので、品質と量のバランスを最適化することが大切なのでしょうね。

これからも、そのあたりのバランスを意識しながら、日々の商いに取り組んでいきたいと思います。

2015年11月28日

ファーストペンギン

私の中で、今、ちょっとしたペンギンブームがやってきています。

「あなたはファーストペンギンである。群れの中で率先して海に飛び込む勇気あるペンギンのように、胸を張って堂々と生きろ。」

NHK朝ドラ「あさが来た」でディーン・フジオカさん演じる五代友厚が、ヒロインのあさに告げた言葉です。

衰退産業である両替屋の商いに留まらず、新しい時代の変化に対応するため、九州で新規事業である炭鉱産業に取り組むあさを励ますための言葉です。

また、今週、名古屋からの帰りの新幹線車内で読んだ本のタイトルは「カモメになったペンギン」。

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こちらは、ペンギンたちの世界が舞台となっています。温暖化で氷が解けて、生活しているコロニー(土地)が消滅する危機を認識し、新しいコロニーへの移住を検討していくわけですが、その中では、当然、反対する意見も出てくるわけで、そんな中、どのように組織を変革し、皆の気持ちを同じ方向に向けて、実際に行動していくべきかが8段階のステップに分かれて述べられていました。

現実社会でも、スピードの違いはあるにせよ、同じように環境の変化は起きていると思います。特に、IT業界などは、変化のスピードが速く、日々、新しい企画を立てて、チャレンジしていくことが求められる業界だと思いますので、そこで生き抜いていくのはすごく大変なことだと思います。

一方で、宝石業界や、リユース業界の変化は、IT業界などに比べると、速度は遅いと思いますが、それでも、やはり環境の変化は起きています。

・中国経済の減速による需要の低下→相場下落
・VW排ガス規制問題を発端としたプラチナ相場の下落
・アメリカの利上げ観測が要因の一つとなり金相場の下落

まさに、ペンギン達の住む氷でできたコロニーがゆっくりと時間をかけて溶けていくように、宝飾品、貴金属相場の下落も少しづつ進行しており、まだ底が見えないような状況です。

そんな状況の中、果たして、自分はファーストペンギン、カモメになれるのだろうか…。

それは分かりませんが、唯一、確かなことは、「そうなりたい!なれる!」と思うことがファーストステップだと思いますので、まずは、自分がペンギンの着ぐるみを着て、一生懸命ジャンプしているイメージを持ちながら、今日の夕方の便で、香港に飛び立ってきます。

2015年9月27日

正しく食べて、よく動き、ぐっすり眠る。

現在、フィールソーグッドでは、働くスタッフの健康をテーマに様々な仕組みを実験中です。

きっかけは、私自身が一昨年、35歳の節目の年に、様々な心身の変化を経験したことです。

それまでも、ある程度は健康に気をつけてはいたものの、自分の健康を過信し、気付かないうちに無理を重ねていたことが原因で、まさかの帯状疱疹の発症や、スポーツ中の首の怪我から、軽度の自律神経失調症のような病気を患ってしまい、家族やスタッフ、お客様、取引先などに迷惑をかけてしまいました。

また、そうなると、自分の持っている力の半分も出すことができない状態になりますので、仕事の成果も上がらず、落ち込み、ストレスが増えていくというよくない循環に陥ってしまいました。

そこで、それまでの生活習慣を見直し、色々な実験を試みてみたところ、今年に入ってからは、ほとんど体調を崩すことなく、心身ともに良い状態をキープすることができています。

そうしたことから、あらためて健康の大切さを実感したことから、企業が永続的に存続するための大切な1つの要素として、働くスタッフの健康を考えるべきではないかという気付きに至ったわけです。

健康を維持するベースとしては、「正しく食べて、よく動き、ぐっすり眠る」ことが大切だと思いますが、会社でサポートできることとして、「よく動き」=運動習慣を支援することからスタートしています。

具体的には、以下のような取り組みを実験的に実施しています。

1.健康サポート制度~スタッフがより健康的に日々を送ろうするために行う運動、物品の購入などにかかる費用について一定額を毎月補助

2.ストレッチorウォーキング休憩制度~毎日20分間、ストレッチまたはウォーキングを業務の一環として実施

まだスタートしたばかりで、結果は長い目で見ていく必要がありますが、早速、スタッフからのポジティブなリアクションがあり、スポーツジムや、リンパマッサージ、骨盤矯正、温灸、マンツーマンでのストレッチ指導など、それぞれ、意欲的に取り組んでくれており、この先の変化が楽しみです。

このような取り組みは、健康経営として、昨今、注目度が高まっているようです。

実際、正しい生活習慣を身につけて自分を大切にすることは、長く働き続けるうえで、最も必要なことだと思います。

「正しく食べて、よく動き、ぐっすり眠る。」

まずは、運動面でのサポートからスタートして、今後は、食事や睡眠の面でも、何かサポートできることがあれば、取り組んでいければと思っています。

2014年11月19日

スターブランドCLUBシークレットセミナー

毎月1回のペースで開催されているスターブランド社主催のシークレットセミナーに出席してきました。

今回のテーマは、「お客さまやスタッフを笑わすテクニック。」

大爆笑を狙う必要はなく、思わず、クスッと微笑んでしまうような小さな仕掛けが良いとのことで、さまざまな事例を見ながら、自社に取り入れることができないかを考える2時間になりました。

確かに、ずっと集中して、一切笑いのない職場に一日中いると思うと、それだけで疲れてしまいそうです。理想は、やるときは集中して取り組み、力を抜くこところは、和やかに談笑しながら、リラックスできるような職場だと最高ですね。

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たとえば、アイコンやピクトグラムを動かして、笑わせる、和ませるテクニックなどを教えていただきました。

一見、意味のなさそうなこと=どうでもいいことに、こだわりぬくことで、そのギャップに思わず、笑ってしまうこともあると思いますので、意外と、無駄に思えることほど大事なことだったりするのかもしれません。

「小さな会社の貢献は「社会を明るくすること」です。」とスターブランド社が提唱している通り、まず私たちにできることは、職場を明るくすること、働くスタッフを明るくすること、お客様を明るくすることだと思いますので、そのことを常に意識して、環境改善、サービス改善に取り組んでいきたいと思います。

2014年7月17日

宝石試験@社内勉強会

昨年、夏より毎月1回のペースでスタッフ向けの宝石勉強会を開催しているのですが、先日、1年の勉強の成果を確かめる試験(筆記&実技)を実施しました。

筆記は、ジュエリーコーディネーター3~2級程度の難易度ということでしたが、これがなかなかに難しく、平均点が約60点という結果でした。

たとえば、ルビーについの設問で、

コランダムの中で、主として(①)に起因する赤色のバラエティーをルビーと呼ぶ。この他に含まれる元素の量が色調に大きく影響を与えており、酸化鉄が増えるにしたがい(②)が強くなり、また酸化チタンが増えるにしたがい(③)が強くなる傾向がある。

答えは・・・①酸化クロム ②黒味 ③青味

色石の色の違いが何に起因するのかの知識を問う問題ですが、やはり、日々、宝石を扱うものとしては、感覚だけでなく、知識として理解しておく必要がありますので、今後も勉強を続ける必要性を実感しました。

また実技試験は、用意された20石のカラーストーンの鑑別を行うというもので、平均点は約70点という結果になりました。

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私は、20石中3石、間違ってしまいました。

その3石は・・・「染色クォーツアイト⇔クリソプリーズ」、「トルマリンキャッツアイ⇔ペッツオタイト」、「ブラックオパール(加熱処理)⇔ガラス」でした。

特に、3番目のブラックオパールは、新しい産地であるエチオピア産のさらに加熱処理されたもので、初めて目にする石であったため、模造石として判断してしまいました。

このような新しい産地、処理がされた石については、常に、その存在を意識して、勉強を重ねなければ、誤った判断をしてしまいますので、より一層の注意が必要であると感じました。

今回、筆記&実技の平均点で、80点以上を合格ラインと考えておりましたので、すぐに来月の再試験が決定しました。皆で合格を目指してがんばります!

2014年6月29日

企業の社会的責任(CSR)について

Rapaport公正取引宝石会議がラスベガスで6月に開催され、企業の社会的責任(CSR)を宝石サプライチェーン全体で促進するための広範な価値理念が示されました。

1.採掘業者から消費者に至るまで、宝石産業において全ての人が大切であると認め、その考えを支持すること。そうするために、宝石業界全体が商品と商品の感情的価値観を改善していくよう協力して努力すること

2.商品を市場にもたらす人達それぞれの努力によって、宝石そのものの価値だけでなく人間的感情面の価値を含む絶対的な美の概念を作り上げること

3.サプライチェーン内の全ての人がこの目標達成向けてお互い助け合うよう奨励すること

4.宝石産業内の健康基準を確認すること

5.あらゆる場所、部門において環境責務を支持すること

6.宝石業界が作っている商品がどんなものか、どのように作られているのかを様々な場所で教育する援助をし、できれば業界内で働く人達に他の分野で使える教育を施すこと

7.サプライチェーン内において使用できる基本的最低限の安全基準をつくること

8.様々な部門、特に採掘部門において継続維持できる仕事の多様性を支持すること

9.宝石類を貧困軽減ツールとして使用するという概念を奨励すること

10.人道的サプラインチェーンの美的感情的価値を奨励すること

Rapaportグループ会長のBraunwart氏はこの理念の人間的な要素と商品を、業界以外の人に届ける必要があることを強調しました。

「結局詰まるところは人間です。人間が商品を売りに出し、人間が購入するのです。我々の商品にポジティブな印象をもってもらうため、私たちが何をしているのかについて人間対人間の理解を深める必要があります。」

ただ売るだけでなく、社会的な責任を考え、また、どのような想いを持って、商品を販売しているのかを、明確に打ち出していくことが、これからの宝飾品業界の発展には必要不可欠だと感じています。

誰を喜ばせて、誰を幸せにするために、商品を仕入れて、加工し、販売するのか?

今一度、原点に立ち返り、自分たちの存在意義を見つめ直す良い機会にしていきたいと思っています。

2014年2月 7日

インフレ下での商い

3年以上、定期的に通っているランチェスター経営戦略ジムに出席し、経営の勉強をしてきました。

今日の学びは、インフレ下での商いについて。

日本は、アベノミクスの前と後で、デフレの流れからインフレの流れへと大きな変化が起きました。

デフレでは、物価が下がり、貨幣(円)価値が上がるので、いかにモノ(在庫)を持たずに、すばやくキャッシュに変えていくかが勝負でした。

逆に、インフレ下では、物価が上がり、貨幣(円)価値が下がるので、在庫を多く持ち、できるだけゆっくりとキャッシュに変えていくのが商いの基本になるようです。

とはいっても、商品を仕入れをするのにも、キャッシュが必要なのでわけですので、在庫を多く持ちすぎて、キャッシュが不足したのでは、本末転倒ですので、大事なのはバランスとのことでした。

また、宝飾品に関わらず、全ての業界で、良いモノの価格が上がり、そうでないものの価格がより下がり、二極化がどんどん進んでいるようです。

確かに、当店でも、良いモノは多少高くても、不思議と売れていき、逆に、そうでもないものは、いくら安くても売れないで残っていくような気がしています。

良いモノをしっかりと確保して、次の世代に受け継いでいくことが、私たちの役割ですので、今後も、その志を胸に、商いを続けていきたいと思います。