昨年の春に長男が誕生して以降、妻の愛情の99%を息子に持っていかれている私ですが、バレンタインデーということで、特別に少し愛情を振り分けていただけるとのことで、お気に入りの洋菓子屋さん「imprestion」の本店を訪ねてきました。
地下鉄「茶山駅」から徒歩20分、福岡市早良区飯倉という土地に本店があります。
すべての人たちが心や身体に自然を感じ、
そして現状出来る限りのオーガニック素材や自然由来素材を中心とした生産者と共に
食文化の創造と継承を目指します。
いいですね、原材料の産地開示、安心・安全を優先する姿勢、食文化の創造と継承等、これからの時代に求められる理念や取り組みだと感じます。
そして、実際に商品のクオリティも高く、オーガニック等にこだわりすぎて、味の遊びやバラエティがなくなってしまうこともなく、理念の追求と、実際のお客様の好みとのバランスがよく保たれていると感じます。
ただし、少し残念だったのは、お店スタッフの商品知識や、サービスの品質については、もう少しよくなる余地があるのかなと感じました。
おそらく、商品が良いので、スタッフのレベルが高くなくても、売れるので、接客の教育に重きをおいていないのかもしれません。
また、販売店を福岡だけでなく、東京にも展開されているので、スタッフの教育が追いついていないのかもしれません。
商品を広く世に知ってもらうために、販売網を拡大することは必要なことですが、それと同時に、その良さを伝える人のレベルを比例してアップさせていくことは簡単なことではないように思いました。
それは他社事ではなく、私たちも十分に考える必要がある課題で、専門的な知識が求められる宝石という商品を扱っている以上、むやみに規模を拡大するのではなく、より責任をもって販売ができるように、スタッフの商品知識や、サービス品質の向上が必要不可欠だと感じています。
ただし、規模が小さすぎて、提供するサービスと商品の量が少なすぎても、それそれで問題なので、品質と量のバランスを最適化することが大切なのでしょうね。
これからも、そのあたりのバランスを意識しながら、日々の商いに取り組んでいきたいと思います。
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