ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2012年12月

2012年12月31日

年越しそば三昧

美味しい年越しそばを食べたい!ということで、薬院にある「赤間茶屋あ三五 」に行ってきました。

二八そばで、とろろ蕎麦↓

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たまごとじ蕎麦↓

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十割そばで梅おろし蕎麦↓

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そして、締めにいただいた蕎麦ぜんざいが絶品でした。そばがきに、甘さ控えめのあんこをかけて食べる蕎麦スウィーツです。

31日は、鹿児島の実家に帰り、蕎麦打ちをしました。

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そばが短くて、太くて、ややごわごわした感じでしたが、蕎麦の味と香りがしっかりとして、けっこう美味しくできました。

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来年からの健康を祈り、美味しくいただきました。ご馳走さまでした。

2012年12月30日

2012年振り返り

本日30日で仕事納めです。

今年は、対外的には大きな動きをしませんでしたが、その分、人事制度を構築したり、在庫管理システムを開発・導入したり、サーバーを強化したりと、社内の体制の整備に力を使った一年でした。
次のステップへ進むための、地盤固めのような一年だったといえるように、今後、取り組んでいきたいと思っています。

つらかった事、悔しかった事としては、年の前半に若手育成が思うようにいかずに、本人と話し合いの結果、会社を辞めていただくという決断をせざるを得なかったことでした。
当社に、人材教育の仕組みや、評価制度の仕組み、人の育つ環境などが、もっとしっかりとしていれば、同じような結果にならなかったかもしれませんので、力不足であった点をしっかりと受け止めて、今後に活かしていきたいと思っています。幸い、辞めた本人も、すぐに新しい職場が見つかり、元気にやっているようなので、その点は、良かったと思っています。

後半には、新しいスタッフが入社してくれて、現在、日々勉強、成長中です。
これから、より素晴らしい人財になってくれるように、成長できるための環境を整えていきたいと思います。

本日は、これから午後2時まで通常営業をしまして、午後2時からは全員で大掃除の予定です。
今年1年の汚れをしっかりと掃除して、心機一転、新しい気持ちで新年を迎えたいと思っています。

本年も、たくさんの素晴らしいお客様と、取引先、優秀なスタッフに恵まれて、妻の温かいサポートを受けながら無事に1年を終えられることに、心から感謝しています。それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

2012年12月29日

ハカタステーション オイスターバー → 京はやしや

博多駅の9・10階にあるレストランフロア「てんくう」に初めて行ってきました。

週末かつ年末のせいか、すごい人の多さで、どこの飲食店も満席状態でびっくりしました。

また、全国の名店が博多支店として、出店していて、福岡にいながら、全国の味が楽しめるというレベル、クオリティの高さにも驚かされました。

今回は、牡蠣を食べるのが目的でしたので、10階にある「ハカタステーション オイスターバー」へ。

佐賀産や、三重県産などの新鮮な牡蠣を、アヒージョや、バジルオイル漬け、フライや、素焼きなど、色々な調理法でいただき、とても満足できました。

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会計後、半額キャッシュバックキャンペーンということで、支払った金額の半額分のお食事券をいただきました。

2回目来店してもらうための、仕組みづくりが構築されていて、商いが上手だな~と思いました。

帰りには、せっかくなので、和スウィーツを食べようということで、9階の「京はやしや」で抹茶ぜんざいをいただきました。

抹茶の苦味と、ぜんざいの甘さが融合して、絶妙な味わい。

お茶とセットで1,250円という高額スウィーツでしたが、お値段相応のクオリティの高さに満足なり。

帰りは、運動もかねて、博多駅から、天神まで、歩いて帰りました。

たまには、博多駅で、話題のグルメ店めぐりというのも、有りですね。ご馳走様でした。

2012年12月21日

養殖でなく海水産天然真珠

先日、とあるオークションで見つけた、真珠のリング。

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http://www.used-jewelry.jp/products/detail2400.html

センターのセットされた真珠が真円でなく、やや楕円で、不思議な色合いでしたので、何となく魅力を感じて、やや高めの価格で仕入れたところ、鑑別結果が「海水産天然真珠」。

つまり、養殖で作られたパールではなく、天然の貝の中で生まれたパールということになります。

現在、流通しているパールの99%以上は養殖真珠だと思いますので、宝飾品に使用できる品質、サイズの天然真珠となると、かなり希少性が高いものです。

イメージ的には、ルビーやサファイアなどの非加熱、エメラルドのノーオイルに近いかな。

しかし、真珠といったら、養殖が当たり前なので、「天然真珠」という響きに、価値を見出せる方が、どれだけいるのかは、未知数です。

一般の方よりも、真珠の専門業者さんや、鑑別機関で働く方など、プロフェッショナルな方々のほうが、魅力を感じるかもしれません。現に、鑑別を依頼した中央宝石研究所の担当者の方は、かなり興味をそそられていたようです。

いずれにせよ、とても珍しいものであることには変わりがありませんので、大切に扱っていきたいと思います。

2012年12月20日

過去最大級のダイヤモンド

今年は、おかげさまで、大きなダイヤモンドのご売却の相談をいただくことも多い一年でした。

その中でも、もっとも大きなダイヤモンドは・・・10ctオーバー(しかもVSクラス)の指輪でした。

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お持込いただいたときには、キャンディーかと思いましたが、よく見たら、正真正銘のダイヤモンド・・・。

慎重に取り扱わせていただき、無事に決済できましたが、なかなかに勇気と経験の必要なお取引でしたので、それを経験できたことで、また1つ成長できたのではと感じています。

今後は、もっと大きなダイヤモンドや、希少なダイヤモンドを取り扱わせていただく機会もあるかと思いますので、しっかりと、ダイヤを見る目と相場観、経済力、買う度胸をつけていきたいと思っています。

2012年12月14日

今年最後の市場@下関

今年最後の市場の下見をするために、下関へ出張してきました。

毎回、すごい量の商品の出品があり、全ての商品を見るためには、最低3日は必要です。

当社は、自社で売りたい、取り扱い商材だけに絞って下見をしますので、全ての商材を見るバイヤーの方に比べると、ずいぶん、早く下見できますが、それでも、2日半は、集中して見ないと終わらないので、けっこう大変です。

一方で、たくさんのモノの中から、自分の感性を信じて、良いモノを見つけ出す作業は、なかなか大変ですが、けっこう楽しいものです。

それが、実際に仕入れることができれば、満足なのですが、なかなかライバルも多く、そうカンタンにはいかないもので、毎回、悔しい思いの繰り返しです。

その悔しさを、悔しさだけに終わらせずに、対策を考えて、次に活かしていけるかどうかが、一流バイヤーへの道だと思いますので、継続して、取り組んでいきたいと思います。

夜は、毎回、下関出張の際には、寄らせていただいている、本格インドカレー屋さん「ナンダン」へ。

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気さくなインド人達が、経営しているお店で、本格インドカレーを日本人向けにアレンジした美味しい料理がいただけます。

2012年12月10日

ダイヤモンドオークション@御徒町

土曜日に、ダイヤモンドの取引会(オークション)への出席のため、東京へ出張してきました。

相場のトレンドは、相変わらず、全体的には弱含みで、特に、VVSクラスの綺麗なダイヤモンドの相場が下落傾向です。

逆に、I1クラスやSIクラスのダイヤモンドの人気は高く、全体的に、綺麗なものと、そうでないものの価格差が、どんどん縮まっていっている様子です。

海外での需要は、ダイヤモンドの詳細なグレードに捉われず、見た目が綺麗であれば、SIクラスでもIクラスでも、人気が高いのが背景にあるようです。

当社にとっては、年内最後のダイヤモンド専門のオークションでしたが、まあまあの価格で出品商品も売れたので、ほっと一安心です。

帰りには、銀座に立ち寄って、師走の銀座の様子を視察してきました。

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ダンヒル3階のダンヒルカフェからの眺めです。

ティファニーやブルガリ、ミキモトなど、宝飾店も、それなりにお客さんが入っていて、賑やかな感じでした。

福岡に戻り、最新のダイヤモンド相場を、査定に生かしていきたいと思います。

2012年12月 7日

ロゴデザイン

スターブランド社の村尾さんと、切り絵師の後藤さんにお力を貸していただき、福岡宝石市場のロゴを作成しました。

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背景に配置した◆のロゴマークをよく見ると・・・・3つの「R」で構成されていて、

「リサイクル、リモデル、リペアの3つの技術で、宝飾品の輝きを取り戻す」という意味を込めています。

誠実さ、温かみ、クオリティの高さなど、当店が大事にしたい想いがうまく表現できました。

これから、このロゴのもと、ウェブサイトのリニューアルや、紙媒体の製作、ビジネス展開などを検討していきます。

まずは、今年やり残しのないように、しっかりと最後まで仕事をして、また来年からは、チャレンジ精神をもって、歩んでいきたいと思います。

2012年12月 5日

天然?合成?エメラルド

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とても綺麗なエメラルドグリーンの色合いが美しいペンダントの鑑別書です。

鑑別結果「天然エメラルド」と表記されています。

しかし、この商品を中央宝石研究所へ鑑別依頼してみると・・・

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恐ろしいですね~、鑑別書が付属するからと言って、100%大丈夫というわけではなく、大切なのは、どの鑑別機関が発行した鑑別書なのか?が重要です。

その判断基準としては、宝石鑑別団体協議会(通称A.G.L)のメンバーであれば、一定以上の信頼はおけると思います。

http://www.agl.jp/publics/index/9/

AGL加盟機関の中でも、ダイヤモンドのグレーディングが甘い機関があったり、色石の鑑別機材が不足していて、高度な検査をすることのできない機関がありますが、少なくとも「合成」を「天然」で鑑別書を発行したりすることはないと思います。

一般の方が、宝飾品を買われる際には、できれば、商品に付属している鑑別書、鑑定書を発行している機関が、どのくらい信用できる会社なのかを、インターネット等で、調べていただくのが確実ですが、なかなか判断が難しい場合もあるかと思います。

その場合には、信用できる販売店、販売スタッフから、商品を購入することが大切ですね。

当店も、確実な情報公開と、誠実な商品説明を心掛け、お客様に安心して、お買い求めいただけるように、これからも、努力してまいります。