ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2007年10月31日

ネット不具合@マルタ



宿泊している宿のインターネットが2日間接続できなくなり、大変でした。


気づかないうちに、ネット依存度がかなり高くなっていて、使えない間はかなり不便でした・・・。


月曜日、火曜日は引き続き中古車会社とのMTGを重ねました。


マルタで一番大きなモンテベログループという会社があるのですが、そこの会社では実際にどのように日本車を購入しているのかを、目の前で実演してもらい、いい情報を受け取ることができました。


5日間くらいで、一通りの会社とのMTGを終え、現状と課題が大体分かったので、今後はそれに対してどういうスタンスでフィールソーグッドが取り組んでいくのかを、決めて実行していく段階になります。


既存の大手と同じやり方、同じ商品を扱っていても、おもしろくないので、何かわくわくするような仕掛けを考えて、実行していきたいと思います。


しかし、こちらは食べ物がイマイチな感じです・・・。


基本的に男性は体が大きいので、とにかく量重視な感じで、クオリティ重視の私(?)には少々つらいものがあります。


トニーさんが、夜はよく地元の漁師街の酒場につれていってくれるのですが、みんな3日間くらい風呂に入らなくても全然OKみたいなファンキーなおじさん達ばかりで、なかなか刺激的な日々を過ごしています。


そんなおじさん達は、見た目は怖いのですが、話せばすごく優しくて、いい人達ばかりです。


来週の日曜日は、酒場の主人のイントルドウ(?)さんの家に招待され、どうやらマルタの伝統料理うさぎをご馳走してくれるみたいです。


ただ、うさぎが丸々そのまま焼かれてでてきたら、どうしようと少しドキドキしています。


いずれにせよ、せっかくの初ヨーロッパなので、できるだけ動いて、見て、触って、感じて楽しみたいと思います。


2007年10月29日

週末@マルタ



土日は、基本的に販売店は休みのところが多いので、マルタ観光をしました。


ヴァレッタというマルタの首都(世界遺産登録)を半日かけて散策しました。


この島は、映画のトロイ(ブラッドピット主演)のロケ地として使用された島で、いたるところに歴史を感じさせる石造の建物があります。


日曜日は、運がいいことに、マルタのオールドカー倶楽部主宰のレーシング大会をヴァレッタで開催しており、たくさんの人と、何十年も前の古いスポーツカーなどを見ることができました。


午前10時から、レースが開始されると、まさにそこはタイムスリップしたような空間で、普段は博物館に展示されていそうな年代物の車にのったおじいさん達がものすごいスピードでレースをしていました。


(イメージ的には、「世界最速のインディアン」の世界です。)


デジカメのケーブルがまだ届かないので、写真を掲載できないのが残念ですが、また追って掲載します。


それから、ヴァレッタの町を歩いていると、黒人と白人のカップルがおもむろに話しかけてきて、一緒に観光しようといわれたので、3人で島を探索しました。


黒人の男性は、スワッドさんというアフリカのスーダン出身の語学留学生で、もう一人は女性で、アンナさんというロシア系ドイツ人でした。


3人で写真を撮りながら、楽しくまわって、かたことの英語で会話も楽しみながら、いい時間を過ごすことができました。


それから、宿にもどり夜はトニーさんとマルタの伝統料理が食べれるレストランに食事にいきました。


魚介のトマトスープをいただいたのですが、マルタにきて食べた料理の中で、一番美味しかったです。


これまで、ピザやパスタなどを食べたのですが、基本的に、量が多いのと、味が大雑把な感じで日本で食べるイタリア料理のほうが美味しいと感じていたのですが、この料理はとても美味しかったです。


また、そこで80歳のおじいさんと会って、話をしたのですが、ちょっと難しいお願いをされました。


このおじいさんの奥さんが3ヶ月までに先立ってしまい、今は大きな家に一人で住んでいるので、とても寂しいとのこと。


そこで、今マルタで新しいパートナーを探しているのだが、日本でも探してほしいとのことでした・・・


はじめは、勢いで言っているだけだろうと思っていたのですが、話をしていく中で、真剣に助けを求めていることが分かり、だめもとで、トライしてみることにしました。


そこで、おじいさんの写真と、おじいさんの家に行って、家の写真などをとってきました。


おじいさんは若いとき、イギリスとの貿易の仕事で、財を成した方で、お金に関しては何一つ不自由することのない方でした。


なので、こちらに来てくれた方は、滞在費をはじめ全ての費用はおじいさんが負担するので、お金の心配は一切いらないようです。


要望は、お風呂など日常生活は自分でできるので、食事と、話し相手、旅行に一緒にいってくれること、車の運転などをお願いしたいとのことでした。


年齢は55歳~60歳くらいがベストだとのこと。


何とか、助けてあげたいのですが、人生を左右するようなことなので、難しいかな・・・。


あなたの近くにこれに興味のある人がいたら、是非ご一報ください。


詳細な情報や、条件などをお伝えしたいと思います。


とりあえず、今日はここまでにしよう。グッドラック!


2007年10月28日

3日目「情報整理」



3日目は、1日ホテルにこもり、これまでの二日間の情報整理をしました。


ホントに色々なことを言う人がいて、混乱してしまいそうですが、曇りなき眼でしっかりと真実を見極めたいと思います。


これまでで分かったことは、


・日本車の占める割合は、全体の3割程度。


・20~30年前のかなり古い車が全体の2割。10年落ちが4割。5年以内が3割。新車クラスが1割程度。


・3年前から車検制度がスタートしたが、検査はかなりいい加減で、壊れてなければOK。


・2000年くらいから市場は飽和傾向で、現在は乗用車の輸入は少ないレベルで安定傾向。


・一方で商用車(トラックやクレーン車など)の需要は高い。


・UVIAという輸入協会が輸入を仕切っていて、それ以外の業者は輸入したいが、やり方がわからないし、規制があり始めるのが難しい状況。


・現地には、トヨタをはじめ、日産や三菱の正規ディーラーの店があり、アフターサービス(部品供給)も現行車であれば問題なし。


・以前に比べ、メーカーが販売する新車の価格も下がってきているので、中古車でなく新車を買う人も増えてきている。


といった感じです。


2日間かなり精力的に動いたため、ほぼマルタの中古車市場の現状が把握できました。


あとやることは、


・正規ディーラーの店舗を訪ね、販売価格を調査する。


・マルタに会社を設立した場合にかかる費用や手続き方法を確認する。


・マルタの不動産賃貸相場を調査する。


といったことを来週やりたいと思います。


一方、マルタでの生活事情ですが、物価は食料品はほぼ日本と同じ程度の印象です。ただし、野菜類に関しては、ほぼ輸入品なので、かなり高い印象です。


主食はイタリアを同じように、パスタです。あと、やはり量が多い・・・普通サイズでも日本の1.5倍くらいのボリュームです。


下町では人々は愛嬌があり、とてもいい人たちが多いですが、観光客の多いエリアになると、基本的に関心を示してくれません・・・


言葉はほとんどの人が英語、マルタ語、イタリア語を話すことができますが、日常会話はマルタ語になります。


とりあえずこんな感じで。


2007年10月26日

マルタ商談第2弾



二日目は、朝9時からトニーさんとマルタの中古車販売店巡りでした。


予定では、今日は店の様子を外から眺めるだけの予定だったので、ジーパンにTシャツ姿で意気揚々と繰り出しました。


しかし、実際に店につくと、せっかくだから話を聞いてみたくなり、結局7社の会社の社長さん、責任者の方とお話をすることになり、またもやパワーイングリッシュ(単語の連発)で色々と話をしてきました。


個人でやっているような小さな会社から、従業員が何十人もいるような大きな会社まで様々でしたが、おかげで大体のマルタ中古車事情を把握することができました。


マルタは人口40万人程度なのですが、車の普及率は60%を超えていて、町中が車だらけです。


それに応じて、中古車販売業者の数も増えて、今は市場が飽和状態に近い状況だということが分かりました。


そのような状況なので、残念ながら、日本から輸出してマルタの業者に販売しても、利幅がかなり少なく、厳しいということが分かりました。


なので、残された道は、マルタの一般消費者へ直接車を販売する方法しかないようです。


直接エンドユーザーへ販売できれば、1台当たりの利幅が大きいので、商売として成り立つ可能性が高いのです。


ただし、輸入手続きの部分でまだ不透明感が残り、いきなり輸入をすることは難しいので、この部分を来週中に調べて、可能性を探りたいと思います。


あとは、こちらはマルタ中古車輸入協会という組織があり、その組織が中古車輸入をしきっているようです。


他の中古車業者は日本車を輸入したければ、この組織に頭を下げる必要があるようで、何となく嫌な印象を受けました。


少し作戦、戦略などを練り直す必要がありそうですが、せっかく遠いところまで、来たので、納得のいくまで調べて、やりきって日本に戻りたいと思います。


11月16日までのロングステイなので、車以外にも積極的に町にでて、色々調べたいと思います。


2007年10月25日

マルタ商談第一弾



24時間くらいの長いフライトをようやく終え、マルタ空港に着くと、すぐに近くで中古車販売、修理店を営むEricさんに電話をして迎えに来てもらいました。


そして、その足で彼の経営するお店のショールームへ直行して、いきなりMTGが始まりました。


彼は、これまで日本車の輸入経験がなかったために、日本の中古車流通のしくみと、輸入の方法などを一通り説明しました。


とは言いながらも、TOEIC650点の実力では、英語力に限界があり、かなりのパワー英語で何とかかんとか、説明できた感じです。


コスト面と、支払い方法などに関しても一通り、説明したところ、非常に前向きな姿勢でご対応いただくことができました。


ただし、こちらに来る前に、佐藤さん(マルタ在住25年)から聞いていた通り、取引をするのであれば、専属契約でお願いしたいみたいな申し出をいただきました。


こちらの業界は、日本車を輸入している業者自体が20社弱くらいのため、お互いに情報が筒抜けなので、複数社と取引することは基本的にNGのようです・・・。


私としては、いきなり輸入経験なしの方と取引を開始するのは、それなりのリスクがあるので、できれば、下記のような取引ができればと考えていたために、この点は、今後しっかりと検討が必要になりそうです。


1マルタ中古車輸入協会の会員で、しっかりとした実績のある業者


2会員ではないが、中古車販売業を営んでおり、輸入に関して興味のある業者


3会員でなく、中古車販売を新規事業として開始したい会社


まあ、そんな感じで、1日目はEricさんとの2時間MTGを終え、ホテルにチェックインしたのは、夕方6時くらいでした。


ホテルは、一泊朝食付きで2500円程度の比較的安いホテルを選んだのですが、インターネット環境も整っていて、シャワーのお湯もでるし、けっこういい感じのホテルでした。


明日は、トニーさんという佐藤さんの運転手さんと1日かけて、マルタの中古車販売店をはじめ、可能な限り色々なところを見て周りたいと思います。


デジカメのケーブルを忘れて、写真がパソコンに取り込めなくて、文字ばかりのブログですみません。


5日以内には、ケーブルが日本から届くので、写真は追ってアップします。


2007年10月23日

マルタへ



ヨーロッパの地中海に浮かぶ小国「マルタ」へ行ってきます。


目的は、マルタの中古車市場の調査と情報収集。


日本にいる間に現地の業者から集めた情報や、各種データを分析した結果、勝負できる


可能性が感じられる市場だったので、調査へいってきます。


”百聞は一見にしかず”って言うしね。


運がいいことに、出発の3日前にマルタに住んで25年、中古車輸入業者の通訳暦10年という


キャリアをもつ方に、日本でお会いすることができ、色々な事前情報をいただくことも


できました。


なんて運がいいんだろう


(というか、一方的に電話をかけまくって何とか約束を取り付けたのだが…)


何はともあれ、結果の如何に一喜一憂せず、最善をつくすことに集中します。


だめだったら、また別の方法を考えればいいのだ!ケセラセラ~♪


現地の料理、人、生活、文化、車、などなど、ブログでアップしていく予定です。


あと30分で、フライトです。羽田-関空-ドバイ-マルタ。長い・・・。


ではでは、行ってまいります。


2007年10月18日

前に進むということ



8月に5年半の会社員生活にピリオドを打ち、フィールソーグッドという会社を作り、2ヵ月半がたちました。


http://feelsogood.jp


これまでは朝起きたらスーツに着替え、会社に出勤する毎日でしたが、今はもう全てが自分次第の毎日です。


低いほうへ低いほうへ流れる水の如く、弱い自分に負けそうな自分を一喝して、高みに向かわせるのも自分なので、


本当に毎日が自分との戦いです。


また結果が思うようにでないときの不安からなかなか寝付けない夜を過ごすのも、会社員時代にはなかった経験です。


いつもは福岡の自宅でインターネットを使って、日本の車を海外へ輸出しているのですが、今は、東京のパートナーの


家に居候中です。


そして、色々なセミナーや先輩経営者などにお会いさせていただく機会を増やすようにしています。


先日は、渋谷倫理法人会の早朝セミナーに出席し、アーバンベネフィット株式会社会長 木村勝男先生の講演を拝聴させて


いただきました。


やってみな分からん!やったことしか残らん!


http://www.kimurakatsuo.com/2007/10/no307.html


の精神で、60歳を超えてなお、チャレンジし続けるすごい人です。


確実にこれまでかなりの修羅場を経験されている方なので、ものすごく厳しい人なのですが、その中にも暖かさ、優しさ


がある素晴らしい方でした。


私は、本当にまだまだ未熟者で半人前の経営者ですが、とにかく目標に向かって前に進むことを続けていくしかないと


感じました。


”目指す目標が大きければ大きいほど、目の前に現れる壁も高くなる。それでも神様はその人に超えられる壁しか用意しない。”


やればできる!


2007年4月23日

元気になる本




風の谷のあの人と結婚する方法

風の谷のあの人と結婚する方法





オススメの本です。


もともとK1ファイターである須藤元気さんのエッセイなのですが、読むと心が軽くなる本です。


現役時代から戦い方も個性的で、変な人だなぁと感じていましたが、こんなに思慮深い、哲学的な人だったことにまず驚きました。


”他人のものさしでなく、自分のものさしで生きること”


もちろんそれには、リスクが伴いますが、せっかく一度きりの人生だから、人の価値観の中で生きるのではなく、自分のものさしで、やりたいことにチャレンジした方が幸せだと思います。


いつも枕元において、読み返したい本の1つです。


2007年3月11日

一期一会



昨晩は、代官山で開催されたマザーハウスの一周年&新作イベントにいってきました。


「途上国から世界に通用するブランドをつくる」



途上国の人達の自立を促すフェアトレードというビジネスに本気で取り組んでいる数少ない会社です。


http://www.mother-house.jp/index.shtml



山口さんという(私よりも年下)女性が昨年起こした会社なのですが、この人、会う前からすごい素敵な人だなと感じていたのですが、会ってお話させていただき、その感じが間違っていなかったことがわかりました。



声は少し低くてしっかりと芯があって(胆が据わっている)、さらに屈託のない笑顔をもっていて、う~ん、こりゃ応援してくれる人がどんどん増えていくだろうなぁと感じました。


実際に、会場にきていたおじさま達とも名刺交換させていただいたのですが、ハリウッドビューティーサロンの役員さんや、有名なカメラマンさん、アフタヌーンティーを展開している会社の海外事業部の方、国際通貨研究所の研究員の方など、かなり個性的かつ魅力的な人が多く、びっくりしました。



個人的な想い、気づきを書かせてもらうと、色々な方とお話させていただき、一番感じたのは、色々あるけど、なんだかんだいっても、どっちつかずでくすぶってる時間が一番もったいないってことです。


あと、自分の人生に自分で責任をもって、全力で取り組んでいる人がやっぱりかっこいいし、自分も絶対にそうなろうと思いました。


なので、下記の言葉のもと、実行していきます!!



”ストイックな準備と、気楽&大胆な行動力”



今までの自分には、前者が欠けていたような気がします。


それで多くの失敗をしてきました。


まだ失敗を恐れる年齢でもないですが、同じ失敗はしないように、しっかりと覚悟を決めてやっていきたいと思います。


2007年2月24日

オススメのクレジットカード



世の中には、たくさんのクレジットカードがありますが、その中でもポイント付与率で最強といわれてるカードがオリコのUPTYです。いいところ書かせてもらいます。


UPtyの魅力は、最大で2%を超える業界最高水準のポイントバック率と充実した保障。


初年度のポイントバック率は、キャンペーン分も含めると月額5万円の利用で11,600円分以上のギフト券に交換可能と驚異的。次年度以降もクラステージ60の場合、9,600円以上、120の場合11,100円以上のギフト券に交換できる。


保障面では年会費無料にも関わらず、国内・海外旅行傷害保障やカード紛失・盗難保障、シートベルト傷害保障まで付帯している。年会費無料のクレジットカードは、保障面が弱点。オリコカードUPtyの保障の充実度は、年会費無料カードの中でも最高レベルだろう。


また、支払方法は自分で毎月の支払額を指定できる「レギュラーコース」と、月々の支払額をなるべく抑えたい人向けの「ミニマムコース」の2種類から、自由に選択できる。(※手数料のかからない1回払いにする場合はレギュラーコースを選択し、毎月の支払額を利用限度額に設定すればOK。これで手数料を一切払わず、UPty独自の特典を全て利用できる。)


ポイント還元率、サービス内容、保障等全ての項目が高いレベルにある持っておいて損はないクレジットカードの一つだろう。


現在、新規入会から5ヶ月間スマイルが10倍になるキャンペーンを実施中。入会から5ヶ月間に月平均18,200円以上利用するともれなく1,000スマイル(ギフト券換算5,000円分)獲得できる。