8・9日と、商品の買い付けのため、下関へ出張してまいりました。
10月くらいから、為替が少し円安になったことや、ヨーロッパ経済の信用不安の後退、アメリカの経済の先行きが少しよくなったこと、年末商戦への期待などなどの理由により、宝石・貴金属の相場が10%ほど上昇した印象です。
特に、デザインのよいものや、希少性の高いカラーストーンなどは、とても高い相場になっています。
今回のオークションの一例を挙げると・・・・
・アレキサンドライト2ct(評価350点クラス)リング:希望売却価格90万円→オークション結果約70万円
・ルビー3ct(評価330点クラス)リング:希望売却価格90万円→オークション結果約60万円
・コンク真珠2ct(評価330点クラス)リング:希望売却価格不明→オークション結果14万円
・サファイア3ct(評価350点クラス)リング:希望売却価格16万円→オークション結果14万円
ある程度の大きさがあり、品質の高いものは、売り手も、安い金額では、手放すつもりがない様子が伝わってきます。
特に、ビルマ産のルビーで3ctアップ、ブラジル産のパライバトルマリンで1ctアップ、ブラジル産のアレキサンドライトで1ctアップの質の良いものは、現在の産出量がとても少ないため、還流ジュエリーにセットされている宝石への人気、需要がとても高く、非常に高値で取引される傾向です。
当店でも、常に動く相場を、しっかりと把握して、そのときのベストプライスで査定させていただきますので、カラーストーンのご売却のお見積もりなど、いつでもお気軽にご相談ください。