ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2013年4月21日

「荒木飛呂彦×千住明」

土曜日の「SWITCHインタビュー 達人達」で、「荒木飛呂彦×千住明」さんの対話が放送されました。

私が小学生の頃から続いている「ジョジョの奇妙な冒険」の作者荒木さんと、「空いている電車に乗れ」を信条に来る依頼は拒まず、あらゆる音楽を手がけてきた音楽家・千住明さんが交互にお互いにインタビューするという構成の番組です。

お二方とも、それぞれの業界のトップを走り続ける達人ですが、荒木さんは、ジョジョの奇妙な冒険一本で、これまでやってこられたのに対して、千住さんは、作曲を軸に、自分を捨ててまで、色々な仕事にチャレンジしてきたという話でした。

私の周りにも、とにかく色々なことにチャレンジするタイプと、1つのことを突き詰めていくタイプの人がいますが、結局、どちらが正解ということではなく、「続ける」ために、自分に合った方法を選ぶことが大切なのかなと思いました。

やはり何かを成すためには、それなりの時間(命)をそれに投資する必要があるので、自分に合った方法を選び、やり続けることがとても大切だと思います。

また、インタビューの中で、特に印象に残った言葉は、千住さんの企業秘密(?)

「面白いことをやる」=「誰もしていないことをやる」 でした。

誰もやっていないこと、前例がないことをやるのは、カンタンなことではありませんが、私も、常にこのことを頭に入れて、チャレンジしていきたいと強く思いました。

業界は違っても、第一線で活躍する仕事人の話を聞くことは、とても良い勉強、刺激になります。私も、達人を目指してがんばろう。

2013年4月17日

金相場の急落→反動→そして・・・

先週末から、今週火曜日にかけて、金相場が2割近く下落するという前代未聞の相場変動がありました。

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原因は、キプロスが財政立て直しのために、保有している金を売却するという情報や、中国の成長率が予想に及ばなかったこと、為替が円高に動いたこと、ボストンマラソンでのテロなど、色々な要因が複雑に絡み合って、今回の下げにつながったようです。

金は安全資産という考えは、もはや過去のものになってしまったかのような変動でした。

これからの動きについては、今月20日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で、日本の金融緩和政策(=円安、インフレ政策)が容認されるか否かにかかっているようです。

ここで、円安の流れが途切れないようであれば、国内の金取引相場は、近日中に下落前の相場に戻ってくることが予想されます。

逆に、円高の流れに振れるようであれば、このままずるずると下げ相場になっていきそうです。

これらの金相場に影響を与える要素については、もはや一個人、一企業の力ではどうしようもないことなので、あまり相場の変動に一喜一憂せずに、中庸の心で臨みたいものです。

2013年4月10日

スターブランドシークレットセミナー

本日は、月1回のペースで開催されているスターブランド社主催のシークレットセミナーへ出席してきました。

今回のテーマは「ギフト」。

ギフトのスマートな渡し方、ラインナップ、お店のギフト商品開発について、村尾隆介さんの考え方を教えていただきました。

当店では、ユーズド品を取り扱っていることもあり、他の人への贈り物としてのご利用は少ないのですが、自分でのご褒美・ギフトとしてのご利用は、とても多いので、福岡宝石市場から、お客様への「ギフト」として、全ての商品をギフトとして取り扱うことを検討したいと思っています。

また、お客様維持の施策として、メンテナンスサービスの強化も実施していきたいと思います。

Gift

月に1度の勉強会ですが、毎回、気付きの多いセミナーで、とても勉強になります。

1つ1つカタチにしていきたいと思います。

2013年4月 6日

高千穂

2日間お休みをいただき、宮崎県の高千穂へいってまいりました。

先日、当店にダイヤモンドをご売却いただいたお客様に教えていただいたパワースポット巡りの旅でした。

↓天岩戸神社にある八百万の神が集まったという宮崎 の不思議な空間「天安河原」↓

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他にも、高千穂峡を流れる川をカヌーで動き回ったり、神社を巡ったりと、2日間の短い間でしたが、ゆっくりと高千穂の自然とパワースポットを堪能することができました。

ちなみに宿泊は、これまたお客様に教えていただいた「欧風宿ぶどうの樹」に宿泊しました。

静かで、雰囲気がよく、過ごしやすい宿でしたよ。朝食のパンやスープも美味しかったです。

2日間、ゆっくりと静養して、生気を養ったので、また仕事を一生懸命してまいります。

2013年3月31日

翡翠バブル?

翡翠の価格高騰が止まりません。

中国での非常に高い需要があることが大きな原因のようです。

ロウカンと呼ばれる独特のテリを持ち、色の良く、サイズがある程度大きなもの(最低3ct以上)になると、びっくりするくらいの価格で取引されています。

中国では、ルビーやエメラルドの人気も高いと聞きますが、中でも、翡翠だけは別格のようです。

この商品は、先日の宝飾品オークションに出品されていた商品です。

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10ctクラスのサイズで、色は画像よりもっと淡い色合いでしたが、100万円を楽に越える価格で売買成立しました。

この相場が一時的なバブル相場なのか、ずっと継続するのかは、中国の動向次第なので、今買いどきなのか否かは判断が難しいです。

ただ、良いものがどんどん国外に移動しているのは事実なので、もし現在、手元に保有しているよい宝飾品があるのであれば、売り急がずに、次の世代に受け継いでいくことも検討されることをお勧めいたします。

2013年3月24日

名古屋コーチン

宝飾品の買い付けのため、名古屋にきました。

高額品が動き出しているというニュースが新聞やニュースでも取り上げられていますが、今回のオークションに出品されている商材を見ても、その流れを受けてか、とても大きな(高額な)宝飾品の出品が増えています。

どのような相場で取引されるか、楽しみでもあります。

当店では、すごく大きな、高額な商品よりも、小さいけれど品質が高かったり、デザインが個性的な宝飾品を取り揃えていきたいと思っています。1つでも多く、良いものが買い付けできるようにベストを尽くしたいと思います。

夜は、ホテル近くの居酒屋「鳥椀」にて、名古屋コーチン料理(手羽先、親子丼、串焼き等)をいただきました。

Nagoya

名古屋コーチンパワーで今日もがんばろう。

2013年3月20日

体を動かして、脳を活性化計画

最近は、天神の街は、大陸からの汚染物質などの影響もあり、うっすらと霧がかかったように、どんよりとした空模様の日が多いです。

花粉症持ちなので、この季節は極力、外出を控えるようにしていますが、ずっと引きこもっていると、運動不足になりますので、週に1~2回は、フットサルで体を動かすように心がけています。

夜の時間帯なので、昼間よりは、少しは空気の状態も良いかと思いますが、それでも、2時間、天神の中心(野外コート)で、フットサルをすると、翌朝の、はな、目が、けっこうぐずぐずになってしまいます・・・。

それでも、フットサルをして、新陳代謝を促し、脳を活性化して、リフレッシュできるのは、すごく良いことだと思いますので、今後も、続けていこうと思っています。

今日は、祝日(春分の日)ですね。お休みの方も多いかと思います。どうぞ良い休日をお過ごしください。

ちなみに、福岡宝石市場は、通常通り、営業いたしております。

2013年3月15日

唐津・呼子

今日は、鹿児島の実家から母親が遊びに来てくれたので、地下鉄とレンタカーを使って、唐津と呼子に観光に行ってきました。

まずは、いかしゅうまいで有名な呼子「萬坊」の海中レストランへ。
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いか活造り/いかしゅうまい/いかの天婦羅/鯛の炊き込み御飯/お吸い物 など、美味しくいただきました。
それから、呼子の観光船に乗ったり、特産品のさつまいも「鉄人28号」を買ったり、一通り、観光して、最後に唐津城を散策してから、福岡に戻ってきました。
夜は、近所のそば専門店「あさご」でそば会席。大将(?)のそばうんちくを聞きながら、美味しいそば料理を堪能しました。
母も、はじめて食べるそば懐石で、けっこう喜んでくれて、よかったよかった。

2013年3月 9日

パフォーマー三浦大地

Youtubeで見て、日本人でこんなに歌って踊れるパフォーマーがいたことにびっくりしました。

ダンスも歌もそんなに詳しくありませんが、その才能、センスがビシビシ伝わってきます。
BOAとのコラボ↓
・・・かっこいい。
ダンス&ミュージック↓
才能と努力の組み合わせで、世界で通用するパフォーマーになったのでしょうね。
私も、得意のロッケンロールダンスで世界を志そうかと思いましたが、才能ないので、別の分野で、世の中に貢献していきたいと思います!

2013年3月 7日

海賊とよばれた男

出光佐三(出光興産創業者)の自伝的小説「海賊とよばれた男」を読みました。

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「ならん、ひとりの馘首もならん!」
異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。
しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル。

わずか数十年前の話なのですが、こんな日本人がいたことに驚きました。

商売人でありながら、常に、儲けよりも、人としてどうあるべきか、日本人としてどうあるべきかを考えて、国家の繁栄のために力を尽くす姿は、経営者としてのスケールの大きさをひしひしと感じました。

自分も、小さいながらも会社を営む身として、少しでも、世の中がよくなることに貢献できるように、心がけていこうと強く感じました。

いきなり大きなことはできないので、小さなことから始めていきます。