20代の頃に比べて、読む数は減ったものの、今でも、気になる本は、できるだけ時間をとって、読むように心がけています。
今回は、そのタイトルに惹かれて、読んでみた本を1冊ご紹介します。
100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか
フェラーリやマセラティをデザインし、近年は家具や食器、そして秋田新幹線やヤンマーの農機具のデザインまでを手がける、世界的な工業デザイナー・奥山清行氏。
今でも世界中を飛び回りながら活動を続ける氏だが、自身がこのように活躍できている理由を、「日本人としてのセンスがあったから」だと断言する。-Amazonより-
ものづくりの第一線で世界的に活躍する著者ならではの視点で、日本人がこれからどういう心構えでものづくりと志し、形にしていくべきかが、凝縮された1冊で多くの気付きと、勇気を得ることができました。
特に、山形を拠点に、世界を目標に据え、チャレンジする姿勢やアプローチ方法・戦略、「プレミアムコモディティ商品」を開発すべきという主張など、時代に求めれている要素を的確に捉えていて、とても勉強になりました。
「ものづくり」ということにもう一度、真剣に向き合って、100年先でもしっかりと価値が認められるものを作ることにチャレンジしたいという想いが強くなり、早速、今日から、今後の計画に反映させていきたいと思います。
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