ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2013年3月

2013年3月31日

翡翠バブル?

翡翠の価格高騰が止まりません。

中国での非常に高い需要があることが大きな原因のようです。

ロウカンと呼ばれる独特のテリを持ち、色の良く、サイズがある程度大きなもの(最低3ct以上)になると、びっくりするくらいの価格で取引されています。

中国では、ルビーやエメラルドの人気も高いと聞きますが、中でも、翡翠だけは別格のようです。

この商品は、先日の宝飾品オークションに出品されていた商品です。

Photo


10ctクラスのサイズで、色は画像よりもっと淡い色合いでしたが、100万円を楽に越える価格で売買成立しました。

この相場が一時的なバブル相場なのか、ずっと継続するのかは、中国の動向次第なので、今買いどきなのか否かは判断が難しいです。

ただ、良いものがどんどん国外に移動しているのは事実なので、もし現在、手元に保有しているよい宝飾品があるのであれば、売り急がずに、次の世代に受け継いでいくことも検討されることをお勧めいたします。

2013年3月24日

名古屋コーチン

宝飾品の買い付けのため、名古屋にきました。

高額品が動き出しているというニュースが新聞やニュースでも取り上げられていますが、今回のオークションに出品されている商材を見ても、その流れを受けてか、とても大きな(高額な)宝飾品の出品が増えています。

どのような相場で取引されるか、楽しみでもあります。

当店では、すごく大きな、高額な商品よりも、小さいけれど品質が高かったり、デザインが個性的な宝飾品を取り揃えていきたいと思っています。1つでも多く、良いものが買い付けできるようにベストを尽くしたいと思います。

夜は、ホテル近くの居酒屋「鳥椀」にて、名古屋コーチン料理(手羽先、親子丼、串焼き等)をいただきました。

Nagoya

名古屋コーチンパワーで今日もがんばろう。

2013年3月20日

体を動かして、脳を活性化計画

最近は、天神の街は、大陸からの汚染物質などの影響もあり、うっすらと霧がかかったように、どんよりとした空模様の日が多いです。

花粉症持ちなので、この季節は極力、外出を控えるようにしていますが、ずっと引きこもっていると、運動不足になりますので、週に1~2回は、フットサルで体を動かすように心がけています。

夜の時間帯なので、昼間よりは、少しは空気の状態も良いかと思いますが、それでも、2時間、天神の中心(野外コート)で、フットサルをすると、翌朝の、はな、目が、けっこうぐずぐずになってしまいます・・・。

それでも、フットサルをして、新陳代謝を促し、脳を活性化して、リフレッシュできるのは、すごく良いことだと思いますので、今後も、続けていこうと思っています。

今日は、祝日(春分の日)ですね。お休みの方も多いかと思います。どうぞ良い休日をお過ごしください。

ちなみに、福岡宝石市場は、通常通り、営業いたしております。

2013年3月15日

唐津・呼子

今日は、鹿児島の実家から母親が遊びに来てくれたので、地下鉄とレンタカーを使って、唐津と呼子に観光に行ってきました。

まずは、いかしゅうまいで有名な呼子「萬坊」の海中レストランへ。
Syumai
いか活造り/いかしゅうまい/いかの天婦羅/鯛の炊き込み御飯/お吸い物 など、美味しくいただきました。
それから、呼子の観光船に乗ったり、特産品のさつまいも「鉄人28号」を買ったり、一通り、観光して、最後に唐津城を散策してから、福岡に戻ってきました。
夜は、近所のそば専門店「あさご」でそば会席。大将(?)のそばうんちくを聞きながら、美味しいそば料理を堪能しました。
母も、はじめて食べるそば懐石で、けっこう喜んでくれて、よかったよかった。

2013年3月 9日

パフォーマー三浦大地

Youtubeで見て、日本人でこんなに歌って踊れるパフォーマーがいたことにびっくりしました。

ダンスも歌もそんなに詳しくありませんが、その才能、センスがビシビシ伝わってきます。
BOAとのコラボ↓
・・・かっこいい。
ダンス&ミュージック↓
才能と努力の組み合わせで、世界で通用するパフォーマーになったのでしょうね。
私も、得意のロッケンロールダンスで世界を志そうかと思いましたが、才能ないので、別の分野で、世の中に貢献していきたいと思います!

2013年3月 7日

海賊とよばれた男

出光佐三(出光興産創業者)の自伝的小説「海賊とよばれた男」を読みました。

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「ならん、ひとりの馘首もならん!」
異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。
しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル。

わずか数十年前の話なのですが、こんな日本人がいたことに驚きました。

商売人でありながら、常に、儲けよりも、人としてどうあるべきか、日本人としてどうあるべきかを考えて、国家の繁栄のために力を尽くす姿は、経営者としてのスケールの大きさをひしひしと感じました。

自分も、小さいながらも会社を営む身として、少しでも、世の中がよくなることに貢献できるように、心がけていこうと強く感じました。

いきなり大きなことはできないので、小さなことから始めていきます。

2013年3月 6日

懇親会

昨日は、毎月恒例のスタッフ懇親会で、天神のレストランテASOに行ってきました。

代官山の本店は、ミシュラン2つ星の評価を持つ人気店で、その福岡店になります。
女性に受けそうな料理内容で、とても美味しくいただきました。
メインの1つ「鮮魚(あんこう)のカルトッチョ 白トリュフのバターソース」
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皆で、色々と話ができて、美味しい食事と、お酒と、楽しい時間を過ごすことができました。
また今月も、ご縁をいただいたお客様を楽しませて、喜ばせて、幸せにできるように努めてまいります。

2013年3月 2日

合成アレキサンドライトペンダント

本日、鑑別書付のアレキサンドライト2.57ct、ダイヤモンド1.05ctのプラチナペンダントの店頭査定をご依頼いただきました。

パッと見た瞬間、あまりの美しさに「合成アレキサンドライト?」と思いましたが、信頼できる宝石鑑別機関の鑑別書付でしたので、検査してみることにしました。

一通りの鑑別を行った結果、やはり合成の可能性が高いことが分かりました。

決定的なのは、鑑別書に記載の石のサイズと、実際の石のサイズに、若干の違いがあることでした。

つまり、天然のアレキサンドライトがセットされた状態で、鑑別書を作成した後で、メインの石を、合成石に付け替えている可能性が高いということです。

お持込いただいた方は、誰かに騙されたのか、または知っているのか、今となっては、分かりませんが、鑑別書、証明書が付属しているだけでは、100%信頼できるわけではないということが分かる事例でした。

宝石は美しいものが価値が高いのは当然なのですが、美しすぎるものは、要注意です。

天然のものなので、何かしらの、天然らしさが内部、外部に残るのが当然なので、それらを、しっかりと見て、冷静な判断を心がけていきたいと思います。