ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2012年9月21日

おおかみこどもの雨と雪

昨日は、久しぶりにお休みをとって、キャナルシティの映画館で映画を観てきました。

細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」という映画です。
Poster
以前、観た「サマーウォーズ」という映画がけっこうお気に入りだったので、今回の作品も、小説を買ってから、そのあと、映画も観てみました。
子育てのこと、家族のつながりなどについて考えさせられる内容で、また映像も綺麗で、楽しく観賞できました。
平日の午前中ということもあり、観客は私を含めて10人以下・・・おかげでゆったりと観賞できました。
たまには、朝から映画館というのもありですね。

2012年9月19日

「ジェムケリー」に業務停止命令

宝飾品訪問販売で執拗勧誘―消費者庁


以前から、何で行政指導や、勧告が入らないのだろうと、不思議に思っていましたが、ようやく動いたようですね。

売値の方も、問題あったように感じていますが、そこは天然の宝石、オリジナルジュエリーなので、立証が難しいのでしょうね。

販売していた宝石の品質自体には、 問題がないように思いますので、売り方さえ、真面目にしていれば・・・。

今回の件で、若い人たちのジュエリーに対するイメージが、さらに悪くなってしまうことが懸念されますが、当店としては、今後も、インターネットを中心に、情報公開に努め、安心して、ジュエリー、宝飾品をご購入いただけるように、努めていきたいと思います。

2012年9月17日

お客様の声

今年の8月から、当店をご利用いただいたお客様に、お客様アンケートのご協力をお願いしているのですが、予想以上に多くの声をいただき、本当に感謝しています。


価格や品質でお喜びいただけるのもうれしいことですが、それ以上に、スタッフの対応、感じが良いとお喜びいただける声をいただくと、さらにうれしい気持ちになります。

一方で、まだまだサービスが未熟で、お怒りや、クレームのお声をいただくことも、ゼロではなく、まだまだ改善すべきことは多くあるのが、現実です。

「人は自分を写す鏡」という言葉を聞いた事がありますが、自分が誠実な気持ちで対応しないと、結果は誠実でない結果になってしまうように感じています。

自分が常にぶれずに、安定した状態で、事に臨むことが何より大切だと思いますので、これから、より中庸を意識して歩んでいきたいと思います。

2012年9月13日

経営の不思議

8月に比べて、9月はおかげさまでお客様のご来店が多く、感謝の日々です。

貴金属の相場が去年のピークに近くなってきたので、相場に敏感な方が、ご売却いただけているようです。

しかし、不思議なもので、私が不在の時に限って、高額なジュエリーの査定依頼があったり、お客様のご来店が多くなったりする傾向があります。

はじめは偶然かと思っていましたが、何か目に見えない法則的なものがあるような気がしています。

おそらく、それは経営の神様からの何かしらのメッセージが込められているのだろう と私はにらんでいます。

「お前は休んでるヒマなんかないぞ!しっかり働け!」なのか、

「こんな忙しい状況でも自分が手を出さずに、お前はスタッフを信頼して任せられるのか?」なのか、はたまた

「おまえは仕事をとるのか?プライベート(家庭)をとるのか?どっちだ!」

どのようなメッセージが秘められていているのかは、自分の受け取り方、考え方次第なんでしょうね。

自分の目指す姿がはっきりしていれば、自ずと、とるべき行動が決まってくると思いますので、全体のバランスを意識しながら、しっかりと軸をもって進んでいきたいと思います。

2012年9月10日

逆行相場

最近は、金・プラチナの相場が上昇し、ダイヤモンドの相場が下落傾向です。


金・プラチナの相場が上昇しているのは、相変わらずの金融不安で、世界のお金が流れ込んできているからでしょう。

一方で、ダイヤモンドの相場が下落しているのは、世界的な経済の停滞感が漂う中、ジュエリー、宝飾品への需要が減退していること、日本のダイヤモンドマーケットを支えているインド経済が深刻な状況に陥っていることが要因のようです。


インド・中国の成長に支えられてきた、日本のジュエリー・宝飾品の市場ですが、ここに来て、苦境にたたされています。

これまで海外の市場で勝負してきた企業も戦略の見直しを迫られるかもしれません。

「人の行く裏に道あり、花の山」

という格言にもあるとおり、案外、道は、他の人の反対の方向にあるのかもしれません。

まあ、とにかく、何事も、最終的にはやってみないと分からないので、色々と考えて、勉強して、最後はできる限り、行動に移していきたいと思っています。

2012年9月 5日

スターブランドCLUB

月に1回のスターブランドCLUBのセミナーに参加してきました。

今回は、ロゴのお勉強。

ロゴに意味を持たせる、ロゴを働かせる、ロゴにこだわるお店の紹介など。

フィールソーグッドのロゴは、日の丸をイメージして創られたロゴで、日本から世界に向けて良いものを発信していこうというコンセプトで創りました。

それはいいとして、さらに福岡宝石市場としてのロゴもあってもいいな~と思いました。

福岡宝石市場のやっていることが、イメージできるかっこいいロゴ、創ろうかな。

ロゴを作る時に、大事なこと↓↓↓「外国人でも見ても、事業が分かるような、分かりやすさ」

120904_210300

2012年9月 2日

新スタッフ紹介

2ヶ月間のアルバイト期間を経て、9月から福岡宝石市場に新しいスタッフが1名加わりました。


温泉で有名な嬉野市出身の○才です。

見た目は落ち着いて見えますが、けっこう猪突猛進的なところがあり、福岡宝石市場に入ろうと思ったのも、ウェブサイトを見て、感覚的に、なんかいいかも!との理由で応募してきたそうです。

ジュエリー、宝飾業界の経験がなく、まだまだこれから覚えることばかりですが、お客様の要望に応えることができるようになるため、日々精進してまいりますので、皆様、ご贔屓の程どうぞよろしくお願い致します。

2012年8月29日

改善提案制度

日本一社員がしあわせな会社のヘンな決まり」で有名な未来工業株式会社さんの改善提案システムをマネさせていただきまして、当社でも、8月から改善提案制度を開始しました。

今のところ、今月は、スタッフから3つの改善提案があり、内2つは早速、カタチにすることができました。
1.入り口のドアのPUSHとPULLがとても分かりにくくて、間違ってしまうお客様が続出していたため、分かりやすい表示に変更しました。↓↓↓
Push_2
2.宝石を販売しているにも関わらず、試着の際に使用する鏡がとても小さかったので、全身を見ることができる鏡を設置しました。↓↓↓
Mi
提案したアイデアを実施する場合、基本的には、提案した人に実行してもらうようにしていますので、今回、↑の2つも、提案者に用意してもらいました。
小さな改善ではありますが、提案の提出だけに終わらずに、実際にカタチにできたことを、とても誇らしく思います。
今後も、このような改善を積み重ねて、今より良いサービス、働く環境、良いお店を目指して、努力していきたいと思います。

2012年8月23日

プラチナ相場

「南ア・ロンミン社の鉱山で発生したストライキを発端に、供給不安への懸念から急騰し、1470ドル台前半で越週しました。 」(田中貴金属 市況情報より)

Pt
この1週間で約400円/gの値上がりでした。

金よりプラチナのほうが安い逆転相場が当たり前になってきていましたが、それにしても、プラチナの相場が弱すぎたので、少し回復してくれて、正直ホッとしています。

一方で、急激な相場の変動は、上がるせよ、下がるにせよ、あまりいいことはないので、できれば、じわ~と変化してほしいものです。

今までは、じわ~と上がって、その後、急激に下がることが多かったですが、今回は、いつもとは逆の動きですね。

まあ、相場は、様々な要因でアップダウンするものなので、あまり一喜一憂せずに、そのときの相場を受け入れて、冷静に商いしたいものです。

この先の相場予測は・・・今までよりは、少し強気~中立かな。

2012年8月19日

下関でオークションを終えて

約1週間にわたるオークションの下見、本番が今日で終わりました。

貴金属・宝石の相場も、全体的に上昇傾向にあります。

中でも、カラーストーンの良いものは、相変わらず、びっくりするような相場で取引されています。

特に、中国で人気のあるエメラルドや、サファイアなど、数年前の倍くらいの相場で売買されています。

そして、必然的に、中国向けの販路を持っているバイヤーが、多くの商品を買い付けています。

今は、まだ国内に、商品が残っているから、お客様からお買取させていただいた商品を、そのように、海外向けのバイヤーに買ってもらうことで、国内の質屋さんや、リサイクルショップ屋さんの商売も成り立っていますが、このまま行くと、あと数年で国内の商品が枯渇してしまう可能性が高いと感じています。

そうなると、ただ単に、モノを買って、売っての商いだけでは、成り立たなくなる時代が来るかもしれません。

じゃあ、どうするのか?

時代の流れに乗って、海外進出するのか?

消費税増税に負けずに、国内で販路を開拓するのか?

何が正解なのかは、分かりませんが、少なくとも、現状のまま、小さな成功の上に、胡坐をかいていたのでは、いつの間にか、取り返しのつかないことになると思いますので、失敗を恐れずに、チャレンジしていきたいと思います。

まずは、そのための準備をしっかりとして、今期中には、何らかの一歩を踏み出したいです。がんばろう。