ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2013年9月27日

インド人バイヤー西へ南へ

一昔前までは、東京-山梨(甲府)間でのみ活動していたインド人バイヤーが西へ南へ精力的に動いています。

従来とは異なる開かれた新しいスタイルのオークションが日本各地で続々とスタートしているためです。

従来、オークションは、質屋さんや、古物屋さんと呼ばれる日本の業者さんのみが参加できるセリ市場でしたが、昨今では、この業界も開放、グローバル化が進み、中国やインドのバイヤーが、日本人と席を並べて、オークションに参加する光景が当たり前になってきました。

そんなインド人バイヤーは、能力が非常に高く、資金が潤沢で、駆け引きが得意なので、参加しているオークションですごい勢いで商品を仕入れています。

今のところは、関東~中部までの進出で、関西~九州にかけては、まだ目立つ動きはありませんが、そう遠くない未来には、日本全国の市場(オークション)で外国人バイヤーが見られる時代が来るかもしれません。

そうなると、今までは、日本人バイヤー同士の勝負だったのが、インド人や中国人などの外国人バイヤーも勝負に加わることになりますので、当然、力のないバイヤーは淘汰されていくことになると予想されます。

さて、そうなってから慌てて準備しても間に合わないことは目に見えていますので、今から何らかの対策を考えておくことが大事です。

目指すべきは「戦わずして勝つ」。

環境の変化に合わせて、柔軟に対応できるように、しっかりと準備していきたいと思う今日この頃です。

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