市場への買い付けが終了し、福岡に戻ってきました。
今回のオークション(市場)では、今まで以上に大粒のダイヤモンドがたくさん出品されていました。
色々と事情はありそうですが、基本的には、先行きをネガティブに考えている人が多く、できるだけ早く手元にある大きなダイヤモンドを処分したいという思惑があるようです。
しかし、実際には、買い手も慎重になっている時期なので、売買が成立せずに、売主のもとへ戻っていったダイヤモンドも多かったです。
逆に言えば、大きなダイヤモンドが、今までより1~2割くらい安く手に入るチャンスではあるのですが、それを考えても、買い控えるということは、もう少し下がるという見方をしている人が多いということなのでしょう。
特に、日本に眠っている大きなダイヤモンドを買って、海外に売っているインド人バイヤーが、すっかり弱気になってしまっているのが現状です。
明日まで開催されている香港ジュエリーショーも、あまり芳しくないようなので、しばらくは厳しい状態が続きそうです。
http://exhibitions.jewellerynetasia.com/6JG/
まあ、こういう時には、あまり焦らずに、また時を待ちながら、社内のサービスに磨きをかけていったほうがいいと思いますので、そうします。
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