ジュエリー・バイヤーズ・ダイアリー

2007年11月12日

ちょい悪オヤジ@マルタ



日曜日は、マルタのちょい悪オヤジ達に食事(ランチ)に招待されたので、いってきました。


マルタの伝統的なうさぎの料理をご馳走してくれるとのことだったので、うさぎがそのまま丸焼きででてきたら、どうしようとちょっとドキドキしながら向かいました。


向かった先は、海岸沿いにある大きな畑のような場所でした。


そこにある小さな小屋に向かうと、先についていたコルドゥ(酒場の主人)と、その友達のヴィンセントさんが出迎えてくれました。


料理のほうも8割完成していて、到着するや否や早速、皿にもって振舞ってくれました。


うさぎのお肉を豆やオリーブと一緒に、煮込んだ料理でしたが、これが半端なく美味しかったです。


マルタにきて、食事には常に悩まされていたせいもあって、めちゃめちゃ美味しくいただきました。お肉は全くクセや臭みはなく、固さも程よい感じでした。


これは絶対お勧めできる一品です。


その後は、小屋の外にでて、小鳥の捕獲を見学させてもらいました。


マルタでは、7種類の小鳥の捕獲がこの時期(2ヶ月)だけ認められていて、多くのおっさん達が伝統的な捕獲方法で、ハンティング(?)を楽しむのだそうです。


何故かというと、実はマルタでは小鳥が非常に高値で取引されているため、ビジネスとして本格的にやる人も多いのだそうです。


(一匹4万円以上!)


一方で、コルドゥさんは全くの趣味としてやっているそうで、家には大きな小鳥のゲージ(小屋)があるのだそうです。


この伝統的な方法というのが、かなり原始的で、大きな敷地におとりの小鳥を待機させて、そこに飛んできたターゲットの小鳥を、罠を仕掛けて捕獲するというものでした。


小鳥がエリアに入ったら、小屋の外にあるレバーを引いて、ネットが左右から襲い掛かるといった仕掛けです。


しかも取引価格が高いだけあって、全然ターゲットの小鳥は飛んでこなくて、結局この日は捕獲ゼロでした・・・。


それでも、毎日ここにやってきて、小鳥がくるのをひたすら待つのだそうです。


しかも、鳥の鳴き声を再生できるオーディオをもっていて、


得意げに「これは効果的だが、警察がきたらすぐに隠さないといけない。なぜなら、これ使うのは違法なんだよね」と語っていました。おいおい、さすがちょい悪です。


そんなこんなで、日本でサラリーマンとしているときには考えられないような贅沢な時間の使い方をして、マルタでの最後の日曜日を満喫しました。


やはりいい思いでは、地元の人達との触れ合いによるものが多く、こういった体験ができるのも、トニーさんのおかげです。


本当に感謝してもしきれないくらいです。


彼は、熱狂的なエルビスプレスリーのファンなので、何かいいものをお返ししようと思います。


さあ、来週はマルタ滞在の最終週なので、悔いの残らないようにしっかりとやっていきます。


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